Windows 7同士のOutlook 2003からWindows Liveメールへの移行
頼まれてPC移行作業をすることになり、Outlook 2003からWindows Live メールに移行するという作業を行いました。
厳密な環境はWindows 7にインストールされたOutlook 2003からWindows 7にインストールされたWindows Live メールです。同じようなことを試みた人はネットで検索すると「初心者でもわかる! Windows 7 の Windows Live メールへのメール移行術」にたどり着いたと思います。
ところが、このサイトはXPやVistaにインストールされたOutlook 2003からのパターンしか書いていないのですよ。XPだとOutlook Expressがあるので、VistaだとWindowsメールがあるのでそれらを踏み台にすれば確かに移行できます。ところがWindows 7にはそれらのメールソフトはないのですよ。悩んだ結果、Outlook.comを使用した移行パターン作ってみました。ただしこれは完璧な移行ではなく「連絡先」は妥協した移行になっています。
まずはOutlook.comで新規登録しました。Outlook 2003がインストールされている方のPCでサインイン後、右上の「設定」から[オプション]を選択します。
オプション内の[メールアカウントのインポート]を選択します。
メールアカウントのインポートで[お使いのPC上のメールアプリ]を選択します。
しばらくするとアドインをインストールしようとしますのでインストールします。(注意!Internet Explorerじゃないとこの機能は使えません!)
ちょっとここから画像がないのですが、インストールが終われば何をインポートしますか?と聞かれますので[メールと連絡先]を選んでみました。ここはメールの件数次第で結構時間がかかります!一度中断して再度インポートからやり直したとしても未インポートのメールだけ処理されます。
やってみた結果、メールのインポートは完了しましたが連絡先は「ありません」となってしまい連絡先は別の方法でインポートしました。
とりあえず、メールは取り込めましたので今度は新しい方のPCのWindows LiveメールにOutlook.comのアカウントを追加します。(元の移行するメールのアカウントはすでに作成済みとします。)
Outlook.comのアカウントが追加されれば「同期」が始まります。同期が終了すればあとはインポートしたメール達を元のアカウントの方に移動してあげれば完了です。
連絡先は上記であげた「初心者でもわかる! Windows 7 の Windows Live メールへのメール移行術」の「Outlook のアドレス帳を、ファイルとして保存する」が途中まで使えます。Outlook 2003の[ファイル][インポートとエクスポート]で連絡先をCSV出力します。
とろこがこのエクスポートしたCSVをWindows Liveメールにインポートしようとすると、フィールド名などが文字化けします。文字のエンコードがUTF-8オンリーになってしまったのかな?
もうあまりの使えないので連絡先はOutlook.comで管理するようにしました。Outlook.comにサインインして右上の[Outlook]を[People]にします。
[連絡先のインポート]を選びます。
[その他]を選びます。
これだと、Outlook 2003のような古い形式の文字エンコードもちゃんと読み込んでくれました。
この作業の教訓としては、「古いアプリケーションを使い続けるな」ということですね。
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