Unityでライティングの勉強
ちょっと前にライティングの本を買いました。それは実際のプロの撮影に使われる技術や手法を取り扱った本です。ぶっちゃけ本当にプロが必要とする内容だったので正直、3DCG に使おうと思っている自分にとってはちょっと焦点が違いました。
そんなこんなで、先週もっと今の自分に合った本は無いかと調べていたら?
「[digital] ライティング & レンダリング 第3版」というものが有るじゃ無いですか?なにより良かったのは中身検索ができたのが大きいですね。せめて目次が見られればどんな内容かわかるのでもう即ポチりました。
とにかく、内容は濃いです。本当にあらゆることが濃縮されています!正直濃いので全くの初心者では出てくる単語、単語でキツいかもしれませんが、ちゃんと説明してくれますし、本当に言うなら教本ですね。何度も何度も読み返して内容を空で言えるくらいになるつもりです。本当におすすめの本です!ちなみにライティングだけでは無く、カメラや構図、テクスチャーなどレンダリングに関係することなら結構書いてあります。
さて、久しぶりのマジで良い本だったのでヒートアップしましたが、とりあえず、今日は Unity でこのライティングを実践してみました。
通常
本の pp 120-121 に載っている内容です。Unity のプリミティブでささっと構築しています。通常だとこんな感じですね。影と陰がもう真っ暗。非常につまらないライティングですね(あらかじめ作ったライトマップをオフにしています)。
ライトマッピング
Unity にはライトマッピングという機能があります。Pro 版オンリーですが、一言で言えばシーンをレンダリングしてその結果をテクスチャーとして焼き込んで表示できるという機能ですね。これはグローバルイルミネーション(GI)であり、非常に良い感じで間接光が再現できます。
こんな感じで、キューブの影に隠れて見えなかった球がちゃんと見えるようになっています。Unity 5 ではこれがリアルタイムでできるようになるらしいです!早く使ってみたいですね~
とまぁ、ライティングの本の内容は Unity で試すのがいいかも。なんと言っても Unity で 3D環境を構築するのが非常に楽!サクサク動く! 実は Poser でやってみようと思いましたが・・・あまりにもっさりした UI が嫌になってしまって止めました。ちょっと多めのジオメトリの読み込みに10数分かかったのでもう無理でした。あのソフトは単体のキャラクターを綺麗にレンダリングするときだけかな?と、あ、あとボーン入れるのとウェイトマッピングが比較的簡単なので Unity 用のボーン仕込み小道具作るにはいいのかもしれません。
というわけで、本の紹介と Unity による実践・演習?をこれからやっていきたいと思います。
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