Modo Indie ってなんだろう?


Steam のホリデーセールで見つけた 3D のソフト「Modo Indie」。前から新鋭として現れた Modo は気にしていたのですが、Indie というものがあるとは知りませんでした(これ以前にも更に制限の厳しい Modo Steam なるものも存在したようです)。統合ソフトである Modo が制限付とはいえ、3万くらいでそれがセールで 23,010円で使えるなら…ということでひたすら調べものしてました。

調べてみるとこの Modo Indie ちょっと変で、体験版も無いし、公式ページにも情報が無いし、とにかく情報がフォーラム程度でほとんどありません。公式ページにも一切ないことからこれはいわゆる OEM 的な存在なのではと思い至りました。まぁ、一人でやっている自分としては制限あっても Unity に使えれば問題なしと思って、さらに調べてみるとその制限が微妙で私の解釈が間違っていなければ他のアプリからインポートはできるが FBX などで出力できない(シーンファイルのみ)。シーンファイルは Steam アカウントで暗号化される。シーンファイルは通常の Modo とは違うため Unity ではサポートされない。などなど…Indie とは言っていますがこれは Game 開発者の Indie ではなく Modo のみで完結する人向けの Indie っぽいことがわかりました。ってことで Unity に使えなさそうなことが分かったのでウィッシュリストから消えてもらいました。

ですが Modo には興味がわきました。日本語版があり今ならセールで割引で10万ちょっとで買えるそうです。日本語の体験版は入門ビデオを買わないと使えないようですが英語版ならあるとのことでさっそく試してみました。

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UI はさすがに歴史が古く使いづらいままの他のアプリとは違い、21世紀のアプリなカンジがします。私は 20世紀ですが SoftImage が一番好きでしたねですが Autodesk に買収されてしまい、ついにその歴史に最後を迎えそうですね。

さて、話がそれましたが、まだ1日程度使用してみてですが…うん、いい感じですね。

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大項目の機能は非常に直観的ですね。個人的な意見ですがモデリングはちょっと練習しないと使えなさそうです。ですがアニメーションはやりやすそうです。さまざまな事象をノードベースで調整できるようでわかりやすいです。特に Render は本当によさげです。 Octane Render のような Render 方式で早い段階で結果が推測できます(確か Octane Render も Modo 用の Plug-in出していたはず)。

というわけで、木曜日まで使ってみてよさげなら統合ソフトは Modo に決めようかと思います。Modo と Unity、Subsutance Designer(ベータ版の Plug-in があって Subustance をシーン内で使えるようになる)、Subsutance Painter などの連携をいろいろ試さなければならないので、しばらくゲームや音楽関係はできそうにありません。

Unity + Modo シーン

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Modo のシーンは何故かそれ単体で完結しておらず、イメージとかはちゃんと一緒に持ってこないと適用されませんでしたね。しかも Normal マップ吹っ飛んで結局マテリアルは再設定でしたね。

Modo + Substance

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最後に、プレビュー内は使えましたが Render では反映されませんでした。FBX 出力でもマテリアル情報から欠落したようで Unity に持っていっても Default マテリアルになってしまいました。まだ使い方が悪いのかも?

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