VOCALOID 4 sachiko 試してみた
かねてより話題だった? VOCALOID 4 sachiko。27日にデモソング公開とダウンロード版の先行販売となりました。とりあえず体験版で試してみたところ、今までの VOCALOID とは違い、色々な意味で今まで無い可能性を感じましたw
特に凄かったのは JOB Plug-in の Sachikobushi です。
Sachikobushi プラグイン
これは指定エリアの情報解析して何でもかんでも Sachikobushi を効かせるという優れもの。
YAMAHA の標準プラグインの説明は日本語でオーケーだよといつも思ったのですがwこれはちゃんと?日本語になっていました。とてもわかりやすいw
設定は「声の立ち上がり」3段階、「声の揺れ幅」5段階で設定できます。 Max にすると凄いことになります。あれはサビなど効かせたい部分にだけ使うべきですね。通して使うともう大変。
実行するとこんな感じになります。下の PIT や DYN はプラグインが解析して設定したものです。凄いですよね。これだけでも結構それっぽく歌ってくれるので感動物でした。むしろこういうプラグインが今後求められるのではないかと感じました。歌唱力が固有スキルにまで昇華している歌手を元に作る時これは凄い売りになると思いました。ってか欲しいです。「~風プラグイン」みたいな。
ちなみに、別の SINGER を設定して Sachikobushi を使おうとすると、
日本語の方面白いw
ちなみに一度 sachiko で変換して SINGER 変えれば良いので特に問題は無いかと(sachiko 非保有者以外は)。
さて VOCALOID 4 としては DB は 752MB ほど、クリプトン以外の VOCALOID 同様非常に小さいデータベースです。なので非常に滑舌悪いです。デモソングの動画見た人なら解ると思いますが、後ろのエディターで歌詞にかなりのテクニックを要して歌わせているのが。製品詳細ではデータベース 4G とか言っているのに体験版だから?(でも体験版をアクティベートすると製品版になるって言ってたしなぁ・・・)まさか、ボイスマテリアルが 3GB強とか言わないよなぁ・・・
また、VOCALOID4 の売りであるクロスシンセシスには非対応です。まぁライブラリ一個しかないし。うーん Plug-in はいいけど VOCALOID としては V2 レベルなのかな? Plug-in を応用すれば結構楽しめそうかも。
動画
結構前に Cubase で遊んでいたフルメタのエンディング 下川みくにさんの「枯れない花」を VOCALOID 4 sachiko に 歌ってもらいました。ついでに、Sachikobushi を適用した状態で 初音ミク V3 に変えて歌ってもらいました。 Content ID のテストのために IA Version アップしてみました。(なんかこれだけ第三者のコンテンツと一致したらしいです。 変ですね~ CD 音源など一切使わず全て Cubase で再構成された物だというのに・・・しかも歌っているのはミク どうやったら一致するのやら?元々収益化することができないコンテンツですが、悪質業者による申し立てかもしれないので削除します)
追記:
今までどうも著作権で保護された曲を使った動画などをアップロードしたこと無かったことに気付きました。 なので今まで申し立てにあったことが無かったということです。試しに Project DIVA のプレイ動画とかアップしてみましたが正しく Content ID によって申し立てされました。 なるほど申立人によっては収益を認めている場合もあるわけですね。 というかミクや IA バージョンは正しく申し立てを受けたが、sachiko では申し立てられなかったという。sachiko は原曲からもかけ離れて?プログラムでは検知できなかったようです。
パッケージの販売は 2015年 8月30日予定だそうです。
コメントを残す