Unity HDRP Car Setup Part 1


前回の HDRP テストで車のセットアップが楽しくて、ただ、前回使用した車のモデルはレンダリング用のモデルで非常にハイポリゴンです。 レーシング用のコースを作って走らせてみたりしましたがフレームレートが 4K で 30fps 前後と芳しくありませんでした。またエンジン音もちょっとイタリア製 V12 はあんな音じゃないでしょ!ってね。

というわけで、Asset Store からローポリじゃないよさげな車を探して、真面目にセットアップをしてみました。

190216-01

どこか実際の車「ウラカン・ペルフォルマンテ」に似ているので買ってみました。 そうなるとエンジン音にも手を出したくなります…で


(以下 RES)

た、高い…だが今は 10% オフのセール中…(でも先月この作者さん、自主セールやってたんだよなぁ、買う前に突如終わっちゃって…あ、今のセールのせいか!?)

使用した他のアセット


(以下 RCC)


(HDRP のバージョンに注意)

エンジン音

RES の紹介動画を見ると一発ですが、RCC 用のプレハブが別途用意されているので、それを展開してRCC の子に追加すればおしまい。 素晴らしい!

マテリアル

使用できそうな部分は全部 Material Library で置き換え。

多分別の記事で描くけど、この Material Library は HDRP 4.6 だと紫になります。4.8 以上が必須です。HDRP は Preview 版だからどんどん仕様が勝手に変わってゆく。 なので少しでも古い新しいで全く使えなります。 Asset Store では対応 HDRP Version も併記して欲しいものです。4.9 にすると他の HDRP 対応アセットが紫になったり…

ブレーキキャリバー

前回の動画の様に前輪のタイヤとキャリバーが連動して回転してしまう問題に対応しています。

この車のモデルはブレーキキャリバーがタイヤ等と同階層に配置されていたので、階層ちょっといじって、スクリプトにより、ステアリングの軸回転のみ反映されるように修正。

ん~、Unity の車アセットなら最低限これくらいしてから売った方が良い気がするのだけど?

ライト全般

HDRP だと RCC のデフォルト設定ではライトが点灯しません。RCC 設定によりライトの Projection 等の設定を Off にします。 あと Intensity の値の範囲も HDRP では意味が変わりますので Edit 時の値で点灯・消灯できるように修正しています。

車幅灯

RCC に車幅灯の概念が無かったので追加。 ライトも実際の車の様に Off から車幅灯で前照灯が付くように機能追加。

ブレーキランプ

RCC は尾灯がブレーキランプとイコールな仕様になっているため、ブレーキのみのライトを追加。Parking ライトはあるのにw 日本ではハザードで代替できるからですかね。 今でも一部の外車では特殊な操作をすると Parking ライトが点灯するらしいですよw

パネル

タコメーター内のギア表示、速度計などを追加。タコメーターの針は別オブジェクトだったので簡単に連動できます。

ルーフ

ルーフの部品は階層になっていて Deactivate しやすかったので汎用機能としてリスト化されたオブジェクトの On/Off 機能を追加

XBOX One コントローラー対応

コントローラー用のアセットは持っていなかったのでとりあえ自分で設定(面倒すぎ)。ってかなんで十字キーが軸なの?意味不明。トリガーも1軸になっちゃってて、ブレーキとアクセル同時に踏めないじゃん! 普通に XBOX コントローラーにすればよかった…

動画

 

次は EasyRoad3D と HD add-on、Vegetation Studio で森っぽい道を作ってみようかと。

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