Unity 2019.1 で Render Pipeline を試す


先日、Unity 2019.1 が正式バージョンになりました。さっそく新しいHDRPの展開を見てみようと思います。 LWRP は Preview から正式バージョンになり、やっと気兼ねなく使用できるようになったようです。

HDRP

HDRP はバージョン 4.x から 5.x 系になりました。結論から言うと非常に大きく変わりすぎ。Post-Process が完全に HDRP 専用としてビルドインされました。 おかげで、これまでの Post-Processing とはまた似て非なるものとなりました。 そして、まだ Preview を脱していません。 これはまだまだ変更が入りそうです。

うん、これ以上は付き合えませんね。というか、アセット作者さんが HDRP 関連の更新をしてくれなくなりました…いまだに HDRP 4.8 くらいで止まっています。 なので色々試したくとも試せません。

今後 GTX レイトレーシングとの連携も入ってくるでしょうし、まだまだ安定するには時間がかかりそうですね(こういうのって話には出てくるけど、ロードマップには載らないんだよね~)。

LWRP

ということで、HDRP はしばらく様子見ですね。代わりに、今まで中途半端でしょ?と勝手に無視していた LWRP に注目してみようと思います。正式バージョンになったので Asset 作者さんもどんどん対応してくるだろうし、期待しています。

環境は Unity Hub から 2019.1 を選んで、[Template] から [Lightweight RP] で作成した環境を使用しています。[Project Settings][Graphics] ではデフォルトの [LWRP-HighQuality] Asset を選択しています。

試す項目

今まで HDRP しか試してこなかったので、LWRP の性能とやらを調べつつ試してみます。

HDRI

あ~ HDRP と違って Scene Settings が無いから、HDRI 設定が無いのですね。ここは既存の Skybox Material で空を貼り付けるだけですね。ってあれ? Material の Shader 選択がやっと、ついに検索できるようになってる!多くの使用者の時間を奪ってきた Shader 選択…これ 2019.1 における最大変更ではw

話がそれてしまいましたが、なんだろ? Skybox による環境ライティングが効いていませんね。仕様なのか不具合なのか…HDRI によるソフトなライティング効果が得られないとなるとちょっと面倒ですね…

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Terrain

既存の Terrain を使用したりすると、HDRP 同様、ビルトインシェーダーでは紫になってしまうので、設定の [Basic Terrain][Material] を [Custom] にして [Custom Material] に [TerrainLit] を選べば問題無いかと。

EasyRoads3D + HD Addon

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お? 結構いい感じでは? ってかぱっと見、HDRP との差はすぐにわかりませんね。

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Edit Mode では HDRP 同様、通常の Default Material をスクリプト内で生成しているので紫になってしまいます。

Vegetation Studio Pro

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良い感じでは? ちゃんと Vegetation Studio の HD Wind 動いていますね。

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ん? 影が出てない? Prefab 単体ではちゃんと影出てますね…不具合かな~

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あれ? Play Mode で植生したものがカオスに…だめだこりゃw

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ということで Vegetation Studio はまだ未対応のようですね。

DAZ Studio キャラクター

HDRP で使用したキャラをセットアップしてみました。

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さすがに、HDRP Shader より設定が全然ないので、仕上がりとして比較すると色々あります。 ですが、ゲームとか VR とかだったらこれで良くね?

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HDRI の環境ライティングが得られないのが面倒ですが、固定シーンなら十分な気がします。これは Gradient を使って若干影を柔らかくしてみました。 HDRP のように髪に使える Shader 設定が使えないので天使の輪が作れませんね。

VR

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VR を有効にして実行。 一度目はわけのわからない Shader エラーがでましたが、2回目の実行で普通に動きました。良いですね。 Standard Shader よりも綺麗に見えますし、

まとめ

Unity 2019 になって初めてまともに Lightweight Render Pipeline を使ってみましたが、思ってた以上に綺麗で軽いです。

HDRP はまだまだ収束しそうにないので、しばらくは LWRP でやっていこうかと。 なにより、Asset 作者からの支援がありませんのでやる気が起きませんw

Unity は、陸は標準で用意されていますが、海や空の表現は Asset 作者さんの支援が必要です。ですが当初 Render Pipeline に至っては Preview なためか、これらの Asset (というか Shader)は無く表現できませんでした。

LWRP に関しては候補となる Asset が出てき始めました。

LWRP 専用です。結構高いのでちょっとまだ買っていないです。セール待ちですw とても綺麗に海が表現できるみたいですね。

空(4/28 現在まだ未対応)

概要を読むと、HDRP に対応する予定はないが、LWRP は Q1-Q2 に対応予定だそうです。

今回使用したアセット

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