Oculus Quest で Oculus Link(ベータ)を試してみた


先月追加された Oculus Link(ベータ)を試してみました。

手持ちの 30cm Type-C ケーブル(USB3.0)に USB3.0 延長コード(3m)を差して使用しました。 Quest 付属の L字 Type-C ケーブルはなんと USB2.0 だとか…

音が出ない

OS 上にはヘッドフォン(Oculus Virtual Audio Device)が追加されましたが、音が出ません。Oculus アプリのエラーが原因でしょうか。

ヘッドセントの音声がありません

「詳しくはこちら」を見ても、指定の項目が見つからない…。 RIFT では音声関する項目が表示されるのですが…。

音声設定

出ました。 PC と接続した状態だと出ないようです…。 抜いてから、オプションをオンにすると出るようになりました。

先週かな? アップデートがあり、内容を見てみたら、バージョン「test 1」とか意味不明…。 何かと思いましたが、Oculus アプリで「公開テストチャンネル」をオンにすると適用されるアップデートのようです。オフなのに勝手にアップデートされたようです。 一度オンにしてオフにすると通常の Stable なもの戻りましたが、バージョンが落ちました大丈夫かこれ?(1.43 -> 1.39.1)。アプリバージョンは(Oculusアプリバージョン12.0.0.191.268 )…

まとめ

Oculus Link に関しては、なんかもう開発用に使っている RIFT(CV1)は要らないかも?と感じました。 とても良好ですね。

メリット

  • USB ケーブル一本
  • トラッキング用外部デバイスが不要
  • 解像度の上昇(CV1 2160×1200 -> Quest 2,880×1,600)

USBポートが2つ空きます。またHDMIポートも空きます。解像度も上昇します(実際にはピクセル方式が違うので、額面通りの上昇ではありませんが、明らかに綺麗です)。

デメリット

  • 重量
  • 顔が痛い
  • リフレッシュレート低下(90Hz -> 72Hz)
  • 負荷の上昇
  • 音声ノイズ
  • バッテリー消費
  • 未知の不具合

重いです。ケーブルのせいか、より前に重心が移動し、首への負担が半端ないです。左からケーブルが出るので、右に置いてある PC との相性は最悪です。

我々日本人の顔に Quest は全くフィットしません。これは CV1 よりも悪化していて、頬や額がとても痛いです。スポンジも非常に硬いです。鼻にも隙間が大きく光が漏れまくりです。私は通常の固い Quest スポンジの上に VIVE のスポンジ(ファスナーテープで脱着)を付けてダメージを軽減させています。

最近のリフレッシュレート減少傾向を見ていると、人によっては気にならないのかもしれません。ですが、90Hz に慣れていると、低下は一目瞭然です。チラチラします。もしかするとベータ版だからかもしれませんし、コンテンツによっては気になりませんし?今後に期待です。

VR として非常に重い HDRP の VR コンテンツを Oculus Link で見ると、リフレッシュレートではない処理の低下が顕著でした。 Quest 用に作ったコンテンツはそれほどではありませんでしたので、負荷の上昇は確実にあるかと。

Qculus Link での音声圧縮の影響でしょうか? 細かい小さなノイズが乗っています。これもベータ版のためと思いたいですね。

USB に接続しっぱなしですが、Quest のバッテリーのがどんどん減っていきます? ケーブルがイマイチなのかな…

まだ、ちょっと触ったぐらいですが、少なくとも MRTK を使った状況でちょっとした不具合を確認しています。 MRTK(OpenVR)では問題なく動作しますが、MRTK(Oculus)の時に Trigger Press のアクションが認識されなくなりました。SteamVR、RIFT(CV1)や Quest(Android)での動作は問題ないので Oculus Link の何かが影響しているものと思われます(実際にはトリガーを押し込んでも軸の値が 1.0f にならないようです。)。

これで将来的に高速無線 LAN でのリンクに対応すれば Quest の利点が戻り、他社にはないアドバンテージになりそうですが(まぁ、できてもハードウェアの変更が必要そうですが)。

これで、ハンドトラッキングの SDK が公開されれば、またできることが増えますね。楽しみです。

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