Unity 2019.3 正式リリース
Unity 2019.3 が正式にリリースされました(Unity 2019.3.0f6)。
The last release of 2019 delivers a brand-new interface, a new Input System, and the production-ready High Definition Render Pipeline (HDRP) and Visual Effect Graph. It includes the debut of ray tracing in Unity as well as a ton of 2D features now verified, the DOTS Sample project, DOTS packages, and more.
Unity 2019.3
上記引用の様に、 production-ready! ついに HDRP から Preview が取れ、正式版になりました!

目玉はやっぱり HDRP ですが、レイトレーシング(DXR)もかなりイケている感じです。 あと UI 変更もかなりのインパクトです。もう 2019.2 以前は使いたくなくなります。
このブログでも HDRP 関連を取り上げて1年くらいになるようです。HDRP のバージョンも 4.6 ぐらいから今では 7.1.8 まで上がっています。 マイナーバージョンの変更で、前の Shader との互換性がいきなりなくなったり、途中で仕様がガラリと変わったりと色々ありましたね(私も途中で追うのを止めましたね…)。これで安心して使えるようになりますね。途中から HDRP 関連のアップデート止めてしまったアセット作者さん達も再度対応してくれることでしょう。
インストール

相変わらず? Android モジュールのインストールが失敗。すぐさま手動で再度インストールしようとすると訳の分からないエラーが発生しました。 面倒でしたが、インストールした Unity 2019.3.0f6 をアンインストールして、 Unity Hub を再起動してから再度 Unity 2019.3.0f6 をインストールしてみたら、ちゃんと Android モジュールも一緒に入りました。(裏で Hub のモジュールインストーラーが死んでいたのかもしれませんね。Unity Hub の再起動だけで解決したかもしれません)
ただ、Unity Hub(2.2.2) でも正式リリース扱いだったのに、再起動したタイミングでプレリリースに戻ったりと、わけがわからないよ。

動画
これから
やはり HDRP は良い! URP でもいいかも?、とか前は言ったかもしれないがあれは嘘だ! HDRP が使える状況なら HDRP 一択である! VR でも PC 向けなら HDRP だ!
前回紹介した、Magica Cloth がかなりイケているので、HDRP + DXR で何か見せられるモデルで記事を作ってみたいと思います(HDRP VR 環境で、見せられないモデルで服や胸などを揺らしてみましたが素晴らしい出来になりました)。
Vegetation Studio、Easy Road など対応版が出たら試してみたいと思います。HDR10 としてのビルド出力にも対応したので、HDR ビデオもちゃんと撮れるようになるはずです。
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